車にアルミテープ?
自動車メーカーのトヨタが新技術を発表しました。それはなんと「車にアルミテープを張ると走行性能がよくなる!」ということでした。
これを聞いたとき、私は原理がまったくわかりませんでした。
トヨタいわく、車はプラスに帯電する性質があるそうです。しかし、これによって周りの空気のプラスと反応し、車から空気が離れていってしまいます。磁石のS極とS極を近づけると反発しますよね。それと同じです。これにより、空気が乱れて十分なエアロダイナミクスが生まれません。
しかし、アルミテープをつけることにより、常に帯電した電荷を放出することによって、空力が安定し、走行性能UPにつながるそうです。トヨタいわく、アルミテープをつけるとつけないとでドライバーが違いを感じるほど変わるそうです。
実はこれ、トヨタのノア・ヴォクシーにはすでに純正採用されおり、国際特許もとっています。なので、数ヶ月前から、アルミテープを張ると走行性能がよくなるのでは?といううわさが立っていました。
この発見をしたきっかけは、研究中に気づいた研究者のミスからでした。研究中につかっていた「アース」のとり忘れでした。実はこのような、研究中のミスや偶然から生まれる技術って結構あります。液晶もそうです。液晶は、液晶が入っていたビンの閉め忘れたことによりできたものです。詳しくはぐぐってください。
こんなだれのキッチンにでもあるようなもので車の性能をよくすることができるなんて私はびっくりしました。それと同時に、身の回りにはさまざまなことに利用できる素材がたくさん隠れているのだなと思ったのでした。